馬上槍試合「ジョスト」に青春を捧げる少女達を描いたアニメ『ワルキューレロマンツェ』が遂に最終回! メインキャスト6名のスペシャル座談会をお届け!
馬に乗り、槍で一騎打ちを行う「ジョスト」という実在のスポーツを題材に、ヨーロッパのジョスト名門校でジョストに打ち込む少年少女の恋や苦悩を、コミカルタッチやちょっとエッチなシーンも交えつつ描いた青春ストーリー『ワルキューレロマンツェ』。
10月から放送されてきた話題作も遂に最終回直前に。そこで水野貴弘役を演じる山下誠一郎さんと、5人のヒロイン、希咲美桜役の清水愛さん、スィーリア・クマーニ・エイントリー役の瑞沢渓さん、ノエル・マーレス・アスコット役の中村繪里子さん、リサ・エオストレ役の田口宏子さん、龍造寺茜役の生天目仁美さんの座談会を敢行!
作品の見どころや魅力と作品への愛情がわかる、爆笑トークをお楽しみください!
最終回直前の収録を終えての感想は?
――本日、最終回直前の収録が終わりました。ここまでの収録を振り返ってみた感想は?
水野貴弘役・山下誠一郎さん:あっという間でしたね。収録から放送が始まるまで時間が空きましたが、1話の収録が昨日のことのように今も鮮明に覚えてます。そしてオンエアでは、絵に実際に色が付いて、背景が付いて、音が付いたものを見て、「これがロマンツェの世界だ!」と実際に世界に入れたような気がしました。
希咲美桜役・清水愛さん:美少女ゲームが原作ということで、ヒロインがたくさん出てくるんですが、どのキャラにも見せ場があって、ぎゅっと凝縮されたお話になっています。いつも先が気になって、台本をいただいたらすぐに「どうなるんだろう?」と目を通していました。あっという間に最終回直前まできてしまって、これから最終回の台本を読むのでドキドキしています。
スィーリア・クマーニ・エイントリー役・瑞沢渓さん:キャラごとにスポットが当たっているのも魅力ですが、楽しい部分と熱い部分がしっかりあって、ギャグとシリアスのバランスも良くて、見やすい作品だなと思いました。きっと見てくださる方に楽しんでもらえる、そう思える作品に参加できたことをうれしく思います。
ノエル・マーレス・アスコット役・中村繪里子さん:アニメの前にドラマCDをこのチームで収録したんですけど、その時はまだ貴弘がいなくて。それでも成立していた世界観の中に貴弘が入ってきて、物語が大きく動き出した気がしていました。またドラマCDはジョストをやっている時以外の少女達を深く掘り下げていましたが、アニメでもその続きのような導入になっていて、スムーズにアニメに入れたんじゃないかなと思います。実際に躍動感のあるジョストのシーンを見て、「アニメになって良かった!」と実感しました。そして近づくクライマックスをひしひしと感じています。
リサ・エオストレ役・田口宏子さん:リサは貴弘や他のヒロイン達と学年や属するグループが違うので、最初は「どこまでジョストをしている仲間達に入っていけるのかな?」とか、寡黙なキャラだし、天才的な騎士という設定だったので、どんな風に絡んでいけるのかなと不安もありました。他のヒロインに比べるとセリフは少ないですけど、そんな恵まれないところも含めてリサなので(笑)。貴弘の周りにいる女子達に、スパイス的にいい影響が出るような存在になっていてほしいと思いながら演じてきたので、皆さんにもそんなところを最後まで見ていただけたらうれしいです。
龍造寺茜役・生天目仁美さん:この作品に関わるまでジョストというスポーツがあることを知らなくて。アニメの中でジョストのシーンを見た時はカッコよくて感動しました。実際にベル(ティーユ)さんみたいな、きわどい格好でやっている人はいないと思いますけど(笑)。ずっとジョスト押しで行くのかなと思ったら、コミカルなエピソードが続いて、「いつ試合をやるんだろう?」と(笑)。ただ終盤になって、学内の大会が始まると白熱した試合、それぞれの熱い想いが表に出てきて、残すところあと1話ですが、盛り上がりを見せる展開になっていると思います。
作品の魅力&見どころ、最終回への意気込みを語る
――物語は佳境に差しかかります。収録への意気込みと、ここまで見てくださった皆さん、間もなく発売するパッケージでご覧いただく皆さんへのメッセージをお願いします。
生天目さん:絵が素晴らしくきれいで、キャラ達の魅力があふれた作品になっていると思います。ここまで見てくださっている方はこのままラストまでお楽しみください。そして『ワルキューレロマンツェ』の世界に触れたことがない方も、これだけいろいろな女性キャラがいるし、好きになれるポイントがいっぱい詰まっているので、12月27日発売の第1巻でぜひ見てください。
田口さん:いろいろな意味で、予想を裏切る作品じゃないかなと思います。まじめかと思えば、お色気があったり、お色気があったり、お色気があったり……それで終わったと思ったらやっぱりお色気があるんですけど(笑)。カッコイイところや泣けるところもあって、各キャラに関する伏線もあって、ブルーレイやDVDで見直すと発見もあって、エッチなシーンも見られるという、繰り返し楽しめる作品です。最後までよろしくお願いします!
中村さん:山下君の正妻、ノエル役の中村繪里子です(笑)。迫力のあるジョストシーンに加え、各キャラが個性的に動き回るし、より知りたくなるので、毎回30分なのがもったいないと思えるくらいの出来栄えです。好きなだけ楽しんでいただくためにもブルーレイとDVDを手に入れて、好きな時に『ワルキューレロマンツェ』の世界に遊びに来てください。ディスクの中で皆さんにお会いできるのを楽しみにしてます!
瑞沢さん:この作品にはいろいろな萌えが詰まっていて、イケメンの貴弘君を筆頭に、いろいろな好みの女子萌えに、動物萌え……馬やリスもかわいくて。絵も美しくて、キャラやジョストシーンだけでなく、ヨーロッパの風を肌で感じるような背景も素晴らしいです。あとED後の「ジョスト講座」もSDキャラがかわいくて、スィーリアも出たい(笑)。かわいい美桜ちゃんのレクチャーでジョストのことがわかるので、ディスクでもう一度復習を。
清水さん:ヨーロッパの風景の美しさに、私が好きなケルトっぽい音楽が合わさり、貴弘君や美桜ちゃんと一緒にいるような気分になれると思います。美少女ゲームが原作ということで、男の子がかわいい女の子に囲まれるハーレムアニメと思う方もいるかもしれませんが、ジョストの試合や、それぞれのキャラの熱い想いを見ることのできる作品です! コメディやエッチなシーンもあり、ほっこり、じんわりできるシーンもあり、いろいろな気持ちになれるはずです。終盤の大会に入ると、試合が続いてシリアスな展開になっているので、第1巻では初期の楽しい雰囲気や笑えるシーンなども思い出してもらいたいです。そして、大会の決勝戦の結末とラストシーンは……震えて待て!(笑)
山下さん:一番の魅力は青春かなと。ジョストという題材を取り上げて、みんなが奮闘している姿を描いて、誰も本当にジョストが嫌いな人がいないところが素敵だなと思います。ジョストに青春をささげながらも、それぞれの環境に悩んだり、恋したり、友情が芽生えたり、時にバカをやったり。キャラ達の心模様がわかって、しかもどのキャラにも感情移入しやすくて、見る人の琴線に触れる素晴らしいアニメだと思います。そしてキャラのエピソードが別のキャラにリンクしていたりするので、より深く楽しむためにもディスクをゲットしていただきたいです。そしてきれいな風景とキャラと馬とパンツを(笑)。
貴弘という役をやらせていただいて幸せでした。残り1話全力で演じますので、最終回もぜひ見てください!
インタビューの全文はアニメイトTVから
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